
葬送のフリーレン漫画ネタバレ!簡単なあらすじと感想も紹介していくよ!
アニメのスタートが金曜ロードショーにて初回2時間放送だったことも大きく話題となった「葬送のフリーレン」。
始まったアニメの評判も上々のようですね。
テレビアニメの方には今後も期待したいところですが、アニメからこの作品を知った方々には、原作マンガがどんなストーリーなのか気になる方もいるのではないでしょうか。
また、原作読んでいたけどだいぶ忘れてしまっていると言う方も、このあたりで一度本作の大まかな流れを整理してみるのも良いでしょう。
そこで今回は、
- 葬送のフリーレン漫画ネタバレ!
- 簡単なあらすじ
- 読んだみんなの感想
- 主要登場人物キャラクター
についてお伝えしていきます。
葬送のフリーレン漫画の簡単なあらすじ


人間より遥かに長い寿命を持つ種族エルフのフリーレンは、勇者のパーティ所属し見事魔王を討った経歴があります。
そして時は流れ、人間の勇者が天寿を全うする時がやってきました。
勇者の死を目の当たりにし初めて、長寿がゆえの孤独に直面することになります。
そして「人間を知る」ことを目的に、勇者パーティの足取りを辿る旅へ出発するのです。
途中、同じく元パーティメンバーに託された人間の少女と少年を仲間に加えて、一行は「魂の眠る地オレオール」を目指します。
一行は最後の目的地へと到達することができるのでしょうか。
そしてそこで目にするものとは・・・?
葬送のフリーレン全巻ネタバレあらすじ
章編成 | 巻数 |
---|---|
旅立ち編 | 1〜2巻 |
グラナト伯爵領編 | 2〜3巻 |
ザインとの旅編 | 4巻 |
一級試験編 | 5~6巻 |
北部高原編 | 7~8巻 |
黄金郷編 | 9~11巻 |
過去編 | 11巻~ |
原作マンガは現在までのところ、上記のような章編成で話が展開しています。
こう見ると巻数もだいぶ増えてきましたね。
本作には、1話の単発で終わる小話もかなり多いので実際に読んでみるとこれ以上にボリュームがある内容だと感じられると思います。
また、少年マンガにしては戦闘シーンが少なめな傾向なので、各章自体は短めのものも多いです。
とはいえ、戦闘シーンよりも登場人物の感情描写等に重きを置いている本作ですから、ホロリとなる話や思わず切なくなる話も多く、満足度は高いですよ。
1巻ネタバレ
物語は魔王の討伐に成功した勇者パーティ(ヒンメル・ハイター・アイゼン・フリーレン)の凱旋で始まります。
目的を果たし、再開を誓い合った一行はパーティを解散しました。
その50年後、再び集合したメンバーたちですが、永遠に近い寿命をもつフリーレン以外はそれぞれに年老いています。
そして間もなくヒンメルが寿命で亡くなります。
葬儀中に、他の種族である仲間たちと自分では生きる時間が違うことを痛感しました。
これまで気に留めなかったヒンメルの気持ちを知りたいと、人間を知る旅に出ることに決めたのです。
- 勇者パーティは目的を達成し解散
- 勇者ヒンメルが亡くなる
- フリーレンは人を知る旅に出る



長寿ゆえの孤独っていうのが既に切ないね・・・
2巻ネタバレ
フリーレンが旅に出て20年の月日が流れた頃、元パーティメンバーのハイターを訪ねました。
葬儀で会った時よりもさらに老いて死期を悟ったハイターは、弟子の少女・フェルンを託してきます。
滞在中に信頼関係を結んだ二人は、ハイターを看取った後共に旅に出ました。
次に、元パーティメンバーのアイゼンに魂の眠る地(オレオール)の話を聞き、さらに弟子の少年・シュタルクを託されます。
シュタルクは実力はあるものの、とにかく臆病で戦闘には向いていない性格です。
3人になった一行は、和睦の使者という名目で断頭台のアウラ支配下の 魔族・リュグナーが権力を持つグラナト伯爵領へ入りました。
そうとは知らず敵対したフリーレンは不敬罪で見事に投獄されたのでした。
投獄された師匠に代わり弟子2人がグラナト伯爵の屋敷へ行くと、グラナト伯爵が拷問を受けた後のようです。
実は和睦とは建前で、本当は魔族の側に企みがあったのですが・・・
- ハイターを看取りフェルンを託される
- アイゼンと出会う
- グラナト領に入る



2巻は盛りだくさんな内容だね。どうなっちゃうの?
3巻ネタバレ
グラナト伯爵を助け出した二人はアウラの手下のリュグナー・リーニエと対峙します。
一方、自力で脱獄したフリーレンは、グラナト領に攻め入るアウラに追いつきます。
こうして3人はそれぞれに敵と交戦することになるのですが、先に決着がついたのはフェルン等の方でした。
フェルンは持ち前の高速魔法でリュグナーを追い詰め、手ひどくやられながらも粘り強く応戦し勝利を収めます。
残るフリーレンもアウラの思惑を掻い潜り勝利しました。
助け出されたグラナト伯爵は自分たちの間違いを認め一行に感謝しました。
一行は目的地・エンデが一級の魔法使いしか立ち入れないということで、資格を得るためオイサーストの街を目指します。
道中で底なし沼にはまるザインを助けたフリーレンは、彼の能力を見込んで仲間に誘いましたが・・・
- フェルンたちがリュグナーを撃破
- フリーレンがアウラを倒す
- 僧侶ザインと出会う



初めての長編戦闘でハラハラしたよね!
4巻ネタバレ
ザインを仲間に誘うも、あえなく断られてしまいます。
それでもめげずに勧誘を続け、ついにザインは兄の後押しで仲間になることを決意します。
しかし、ザインはずっと行動を共にするわけではなく、ゴリラというかつての親友の足取りを掴むまでの期間限定で仲間となったのです。
魔物に襲われたり、呪いで眠る村を訪れたりと共に旅を続けます。
特に、人間とは少しずれたフリーレンに代わってザインが、シュタルクたちの喧嘩の仲裁役になることが増えます。
そしてついにゴリラがテューアの街にいると情報を入手しますが、テューアはオイサーストとは反対の方向です。
迷った末に別れる選択をしたザインは、一行から離脱し目的地に向かったのでした。
- ザインが仲間になる
- 喧嘩&仲直り回
- ザインが離脱



ザインが良いキャラすぎて、短い間だったけどインパクト大!
5巻ネタバレ
ついに一級の資格試験が始まりました。
一次試験の合格条件は、3人一組でチームを組み、魔力に過敏に反応し隕鉄鳥(シユテイレ)を捕獲し、なおかつ日没までチームが全員揃った状態でいることです。
フリーレン、フェルンはそれぞれに鳥を捕まえる方法を模索しますが、他の受験者の中には鳥を捕獲した受験者から横取りしようと考える者が出始めます。
フェルンのいるチームはシユテイレを狙った他チームに襲われますが撃退に成功。
対してフリーレンのチームはシユテイレを盗られ、相手を見失いました。
そしてはぐれたチームメンバーが敵チームに襲われピンチに。
しかしフリーレンは2:1の不利な状況で敵を圧倒し、それがチャンスとなった味方も形成逆転し見事隕鉄鳥を取り返しました。
- 一級魔法使い試験開始
- フェルンチームが戦闘になり見事勝利
- フリーレンチームも隕鉄鳥を取り返して突破



見どころいっぱいだったけどまだまだ一次試験!
6巻ネタバレ
第二試験は王の墓の迷宮攻略で、チームは組まずに最深部へ到達した人が合格になるルールです。
迷宮内にはたくさんのトラップが仕掛けられ、引っかかり脱落する受験者が続出しました。
迷宮の最深部には水鏡の悪魔(シユピーゲル)がいて、相手の能力をコピーした複製体を生み出します。
特に魔王討伐の実績を持つフリーレンの複製はとんでもない強さです。
受験者同様の高い能力を持ち、倒しても復活する敵に全員が苦戦しますが、なんとか水鏡の悪魔を倒しました。
しかしその後急遽試験官にフランメの師匠・ゼーリエが名乗りをあげ、合格するのはフェルンだけになってしまいます。
- 二次試験が開始
- 水鏡の悪魔を倒して突破
- フェルンだけが試験に合格



なんか納得いかない気がするけど・・・
7巻ネタバレ
合格後、ゼーリエから弟子の勧誘を受けるフェルンでしたが、フリーレンの弟子だときっぱりと断ります。
試験が終わり本来の旅を再開させた一行は北部の高原を目指して旅します。
趣味であらゆる魔法をあつめるフリーレンは、魔法の報酬に勇者像を磨く仕事を引き受けますが、それはヒンメルの像でなく別人のものでした。
またある時は、立ち寄ったダッハ伯爵領で突然に晩さん会へ招待されたりもします。
そして、火山地帯の温泉地にたどり着きましたが、フェルンはフリーレンが温泉に入り浸るせいで、暇を持て余します。
そこで、行きがかり上とはいえフェルンはある人とと二人きりで出かけることになったのですが・・・
- 試験も終わり旅を再開
- 火山地帯へ到達



フリーレンが恋愛アドバイザーは向いてない気しかしない!
8巻ネタバレ
のんびり(?)と旅を続けてきた一行の旅はついに北部高原に突入します。
北側諸国の情勢は悪く、一行も道中で近隣の村を襲っている魔物の討伐をしました。
また、皇帝酒という至上と伝わる酒の結界を解くのに協力したり、ノルム商会の領地では80年前に勇者一行が背負った負債の返済のためフリーレンが連れていかれたりと、盛りだくさんです。
ある時、一行が依頼されて向かった村は既に魔族に襲われた後でした。
そこで、試験監督だったゲナウや受験生だったメトーデと偶然にも再会し、一緒に行動することに。
一行は二手に分かれて、それぞれ魔族と対峙することになります。
特に四刀流のレヴォルテとかち合ったゲナウ・シュタルクの方は相当な重症を負いながら、なんとかどちらも魔族に勝利することに成功しました。
- 北側諸国の情勢の悪さを目の当たりに
- ゲナウ・メトーデと再会
- 魔族・レヴォルテを撃破



ゲナウもツンデレなだけでいいやつだよね!
9巻ネタバレ
魔導書に使いすぎてお金がなくなったり、鳥の魔物を倒したり、薬の原料を採ったりしながら一行は進んでいきます。
マハトという魔族の呪いによって、街中を金に変えられてしまった都市・ヴァイゼに行くと受験で一緒だったデンケンがいました。
デンケンは、これ以上呪いが広がらないようにと都市に張られた結界を守る役目でしたが、腹のうちではマハトと戦おうと考えていました。
デンケンは事前に調査に入っていたレルネン・エーデルからもらった情報をフリーレンに伝えます。
デンケンに協力することにした一行はエーデルが読み取ったマハトの記憶の中に呪いの解除方法を見出すべく解析に入りました。
- デンケンと再会
- 黄金郷の話を聞く
- マハトの記憶を解析開始



ついに本作最長編の黄金郷編がスタート!
10巻ネタバレ
マハトの記憶の解析を続けるフリーレンは、ヴァイゼに何があったのかを知ります。
罪悪感や悪意を理解できない魔族のマハトは単純な興味から人間(の持つ善意や罪悪感)を知りたいと思いました。
マハトは同じく人間を研究する魔族のソリテールと関わりを持つことになります。
勇者パーティに魔王が倒されてもマハトは、人間の貴族グリュックに協力し地位を得て人間のそばで観察を続けました。
グリュックや、デンケンやその妻レクテューレと良好な関係を築いたマハトは、その全てを壊せば今なら罪悪感を知ることができるのではと考え、街中に黄金の呪いをかけ滅ぼします。
しかしそれでもマハトが罪悪感を知ることはできず、都市ヴァイゼはゼーリエによって結界で封印されることになったのです。
記憶の解析を行っている間にソリテールがやってきて結界を破壊し、呪いの範囲が再び広がりますが、フェルンたちがソリテールを迎撃します。
そしてデンケンはマハトと対峙することになりますが・・・
- 解析した記憶からマハトの過去を知る
- フェルンたちがソリテールと対峙
- デンケンとマハトが戦闘に



幸せを壊せば悪意が分かるって発想がもう理解できない!
11巻ネタバレ
マハトと対峙するも窮地へ追いやられてしまうデンケンですが、ついに黄金化魔法の解き方を解析したフリーレンによって復活します。
合流したマハトとソリテールをデンケンとフリーレンが相手する形となり、再び戦闘が始まりました。
ソリテールと戦いながらフリーレンは、見出した解除方法でヴァイゼを元通りにしていきます。
そして戦っているソリテールの背後からはシュタルクたちが近づき、長距離からソリテールを討ちました。
デンケンと互いに重症でほぼ相討ち状態となり敗走するマハトでしたが、黄金化から解かれたグリュックと遭遇し死を覚悟するのです。
こうして決着を迎えたヴァイゼを後にし、一行は帝国領へ入ります。
フリーレンは勇者パーティ時代に訪れた女神の石碑の元へ寄り、石碑を調べていると急に過去へと飛ばされてしまい・・・
- マハトとデンケンは相討ちに
- フェルン一行はソリテールを倒す
- フリーレンが過去へ飛ばされる



黄金郷編ついに決着!デンケンの回想には泣けたね・・・
ここまでが2023年10月時点でのあらすじ解説になります。
最新刊の11巻の最後では新章に突入し、現在も本誌にてその続きが進行中です。
ここからは、原作マンガの口コミ感想をご紹介していきます。
葬送のフリーレン漫画読んだ人の感想を紹介!


落ち着いた雰囲気が良い!
思ったよりも日常系だった。
師弟の関係が尊い!
純文学を読んだような切なさ・・・
作品の世界観が好き!
以上は、葬送のフリーレンを読んだ読者の感想の一部です。
やはり、戦いの後日談ということで、激しい戦闘よりも落ち着いた雰囲気や世界観に定評があるようですね。
その一方で、どうしても日常系の内容となってしまう点について物足りなさを感じる方もいたようでした。
今後も、残された人の心情にスポットを当てつつ、本作らしい切ない物語が丁寧に進行していくのを期待したいですね。



一味違うファンタジーというところが人気の秘密なんだね
まとめ:葬送のフリーレン漫画ネタバレ!簡単なあらすじと感想も紹介!
今回は、葬送のフリーレン漫画ネタバレ!簡単なあらすじと感想も紹介!と題してお伝えしてきました。
本記事の内容をまとめます。
- 葬送のフリーレンが人を知る旅の行方に注目
- 漫画は現在11巻まで出ていて新章過去編が今も進行中
- 作品の落ち着いた雰囲気に定評がある



改めてネタバレあらすじを見ると結構おさらいになったな



簡単だったけど分かりやすかったね!ネットの感想も共感できるものばかり!