鬼滅の刃の柱が9人の理由は?由来は十二支や日本神話の神様?

鬼滅の刃柱が9人の理由なぜ?由来は十二支や日本神話の神様?
ヒカル

鬼滅の刃の柱って「9人」固定なの?意味や理由はあるのかな?

2023年4月から待望のアニメ新作「刀鍛冶の里編」が始まった鬼滅の刃。

原作漫画が終了して早数年が経過しましたが、その人気は衰え知らずで度々話題になりますよね。

人気の一つの理由が個性的で魅力的な「柱」の存在であることは皆さんご存知の通り。

炭治郎達が過ごしていた時代では水、蟲、炎、音、恋、蛇、風、霞、岩の9人の柱がいますが、一体なぜこの9人なんでしょうか?

また、上記9種類の他に過去何柱があったのか、そもそも柱の意味や由来は何なのか気になりますよね!

この記事では、

  • 鬼滅の刃「柱」が9人の理由はなぜなのか?
  • 鬼滅の刃「柱」由来は十二支や日本神話から?

について調べてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

鬼滅の刃の柱が9人の理由は?

ヒカル

結論から言うと柱が9人の理由は「柱の漢字が9画だから」と明言されています(吾峠呼世晴先生の公式ファンブックのコメント)

鬼滅の刃の柱が9人である理由の結論としては「柱という漢字が9画」だから。

実際には、9人固定ではなく、定員が9人という表現が正しいです。

実際、煉獄杏寿郎(炎柱)が死亡し、宇髄天元(音柱)が離脱後も新たな柱は補充されることはなく、7人でした。

後に紹介する「柱になる条件」でもお伝えしますが、柱の条件が非常に厳しいので、そう簡単に補充できるものではないのでしょう。

・・・話を少し戻しますが、「柱の漢字が9画だから9人」と言われても、腑に落ちない方も多いのでは?

ここからは、なぜ9人なのかについて深掘りしていきましょう!

出雲大社御本殿を支える9つの柱

また、日本神話と合わせて考察すると、神話で神様が集まる場所とされている出雲大社御本殿は大きな9本の柱で支えられています。

その「出雲大社の屋敷を支える9本の柱」が鬼滅の刃で言う「産屋敷を支える9人の柱」に由来していると考察します。

また、出雲大社はアマテラスと並ぶ最高神「タカミムスヒ」によって指示され建設されていますが、そのタカミムスヒは漢字で「産霊」と書きます。

産屋敷に「産」という字が当てられているのはもはや偶然ではないでしょう!

冒頭で柱が9人の理由を「柱の画数が9画だから」としました。

しかし、鬼滅の刃が日本神話に関わりが深いことから、本当の理由は出雲大社御本殿を支える9本の重要な柱になぞらえてるのかもしれないですね!

ミサ

実は柱が9人の理由にそんな隠されたヒミツがあったなんて!

柱の種類は全何種類ある?陰陽五行との関係は?

先述の通り、炭治郎が鬼滅隊にいた時点では、水、蟲、炎、音、恋、蛇、風、霞、岩の9種類です。

しかし、過去歴代の鳴柱と花柱を加えると実は、全11種類

実はこれらの柱の種類は全て、はじまりの呼吸である「日の呼吸」から派生しています(下表参照)。

始まりの呼吸派生①派生②派生③
日の呼吸水柱蛇柱
花柱蟲柱
火柱恋柱
岩柱
風柱霞柱
獣の呼吸
鳴柱音柱
各柱の関係性

この中で日の呼吸から直接派生した水柱、火柱、岩柱、風柱、鳴柱は陰陽五行説の基本要素である「木・火・土・金・水」と共通点があります。

「木・火・土・金・水」は「木→甲/乙」「火→丙/丁」「土→戊/己」「金→庚/辛」「水→壬/癸」に分類できるのですが、何かお気づきじゃないでしょうか?!

そう、「甲・乙・丙・丁・土・戊・己・庚・辛・壬・癸」は鬼殺隊員たちの階級です!

このことから、柱(呼吸)が陰陽五行説と関係が深いのは間違いないです。

陰陽五行説の考えでは、1〜9の1桁の奇数は縁起が良いとされる数字で、特にその中でも最大の「9」は特別縁起が良いものとして扱われてます。

以上のことから、陰陽五行説を関連づけて考えると、鬼を殲滅させる縁起を担いで「9人」という定員を設けたという説も説得力がありますね!

ミサ

う〜ん・・・だんだん難しい話になってきた笑

ヒカル

鬼滅の刃の柱(呼吸)と陰陽五行説は関係があって、陰陽五行説は「9」という数字が特別視されているってことだね!

柱のなり方や条件は?

先述の通り、柱の定員は9人ですが、煉獄杏寿郎と宇髄天元が抜けた後も補充されることはなく、7人のままでした。

それほどまでに柱になる条件というのは厳しいのです・・・

柱のなり方・条件をまとめておくと、以下の通り。

  • 鬼滅隊員の十階級の最上級「甲(きのえ)」であること
  • 十二鬼月または鬼を五十体倒していること
  • 柱に空席があること

まずは、柱が9人の定員を割った際に「甲(きのえ)」から力のあるものが選出されます。

しかし、「十二鬼月または鬼を五十体倒している」条件を満たさない場合は、柱は空席に。

実際、先述の通り、2人が柱を抜けたあとは2席は空席のままになっていましたよね。

ヒカル

炭治郎、伊之助、善逸、カナヲの4人は柱達と一緒に上弦の鬼を倒したからストーリーが続いてれば柱になってたかも!

柱に序列や順位はあるの?

柱には明確に序列や順位はありません。

強いて言えば、着年歴も長い岩柱「悲鳴嶼行冥(悲鳴嶼ぎょうめい)」が年長者で、実質的には柱のまとめ役だったとも言えます。

そうなると、柱歴の短い霞柱「時透無一郎(ときとうむいちろう)」が下っ端。

しかし、逆に彼は刀を握ってからわずか2ヶ月という速さで柱まで上り詰めた天才剣士で実力はお墨付きです。

柱同士の会話からも序列や上下関係が伺えないことから、柱同士は全員同列と言えますね。

ミサ

私は圧倒的無一郎くん推し!笑

鬼滅の刃の柱の由来は十二支?

続いて鬼滅の刃の柱の由来、9人の由来になっているものについて考察していきます。

鬼滅の刃の柱の由来の一つは「十二支」と言われています。

具体的に柱と十二支の関係性について見ていきましょう。

柱9人と十二支の干支の関係性

十二支関連するキャラ根拠
子(ねずみ)竈門禰豆子ねずこ→ねずみ→子
丑(うし)冨岡義勇(水柱)ぎゆう→牛→丑
寅(とら)煉獄杏寿郎(火柱)外見や情熱的な性格がトラのイメージに合う
卯(うさぎ)胡蝶しのぶ(蟲柱)華奢で可憐、非力ながらも平然と装う様がウサギのイメージに合う
辰(たつ)時透無一郎(霞柱)霞の呼吸漆ノ型「朧」→龍→辰
巳(み)伊黒小芭内(蛇柱)言わずもがなで、そのもの
午(うま)悲鳴嶼行冥(岩柱)驚異的な怪力の持ち主→馬力→馬→午
未(ひつじ)甘露寺蜜璃(恋柱)ふわっとした髪型がヒツジのイメージに合う
申(さる)不死川実弥(風柱)見た目や攻撃スタイルがサルのイメージに合う
酉(とり)宇髄天元(音柱)髪色が羽毛を、左目の模様がトサカを彷彿させ、トリのイメージに合う
戌(いぬ)我妻善逸禰󠄀豆子を一途に守り思い続ける忠犬→戌
亥(いのしし)嘴平伊之助言わずもがなで、そのもの
十二支と鬼滅キャラの関係性

一部、柱キャラでない人物がいるものの、主要人物には間違いありません。

イメージ先行のキャラもいますが、それを踏まえても柱全員が十二支に関連するのは間違いないでしょう。

「柱=十二支キャラに関連」と考えると、禰󠄀豆子や善逸、伊之助は柱として資質はあると考えても良さそうです。

ヒカル

炭治郎は「日の呼吸」で全ての呼吸の上位概念だから十二支からは外れるのかな?

鬼滅の刃の柱の由来は日本神話の神様?

鬼滅の刃の柱の由来の二つ目が「日本神話の神様」

実は「柱」は日本神話において大きな意味を持っているんです。

ミサ

ここでは辞典に記載がある「柱」の意味を踏まえて、日本神話での柱の意味も解説していきます!

日本神話では「柱」は神様を数える単位の意味

日本神話において「柱」は神様を数える単位とされています。

例えばリンゴを一つ、二つと数えるように、神様を一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)といった感じ。

古くから木には神様が宿るとされており、そこから一本の木を数えるように「柱」という助数詞が使われるようになったというのが有力説です。

英語版の鬼滅の刃では「柱」を実際の柱の直訳である「piller」ではなく固有名詞として「HASHIRA」と記載されています。

このことからも、鬼滅の刃の「柱」には重要で特別な意味が込められていたに違いありません。

ヒカル

鬼殺隊の中でも柱は神がかった強さだったし、鬼殺隊員からすると神様的存在だったんだろうね!

辞典における「柱」は重い荷を持つ意味

国語辞典で「柱」を調べると「建築物または橋・門・鳥居・その他の工作物で、直立して上部の荷重を支える細長い材」という解釈が出てきます。

その意味は、鬼殺隊を支える柱にピッタリと言ってもいいですね。

国語辞典に記載の「橋・門・鳥居」という建造物の事例も鬼滅の刃の時代背景に合っていて、信ぴょう性が増します。

鬼滅の刃の柱が9人の理由は?由来は十二支や日本神話の神様?まとめ

本記事では、鬼滅の刃の「柱」が9人の理由、「柱」の由来についてお伝えしてきました。

  • 柱が9人の理由は「画数が9画」だから(公式ファンブック)
  • 柱が9人の理由は出雲大社御本殿の柱9つになぞらえてる可能性がある
  • 柱の由来は「陰陽五行」「十二支」「日本神話」から
ヒカル

最後は歴史の勉強みたいになったね!笑・・・でも「柱」にこんな意味や由来があったなんて知らなかったよ!

ミサ

勉強はキライだけど、こんな風に学べるのは楽しいね♪・・・でもやっぱり勉強はイヤw

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次